4日目、最終日。
ホテルのチェックアウトを済ませ、荷物を全て車に詰め込み、いざ出発!
目的地は乙千代ヶ浜!
気になる天気は...

オケイ!及第点!
願わくば、最初からずっとこんな天気だったら...
道すがら、スーパーに寄って水やお茶を買うことに。
が、その前に、現金の持ち合わせが心細かったので、銀行に寄ってお金をおろして行くことにした。
銀行は、みずほ銀行の支店があるのでそちらへ。
この支店がまたイカしてる。

みずほ銀行浜松町支店 八丈島特別出張所
何故に浜松町...
地図上で一番近いところだったから?
いや、近いつっても

280Kmありますけど...
この距離、例えて言うならば東京〜名古屋間の距離に相当します。
「品川支店 名古屋駅前出張所」みたいなもんか?
まあいいや
買い出しです。
もはや4日目ともなると、地図無しで島内を走り回ることができるようになってしまいます。

旅行中によくお世話になったスーパー浅沼。
これが島の中心部にあるお店。
お値段は、意外にも本土と大差なし。
関係ないけど、八丈島は「浅沼」という苗字が多いのかな?やたらあちこちで「浅沼」という名を冠する店の看板を目にした。
他にも、八丈ストアってお店もあります。

このお店は八丈富士の登山口近くにあり、Edyが使えます。
ANAのEdyカードを持ってる人はいいかも。
なお、各スーパーではご当地グッズ八丈島牛乳なるご当地牛乳が絶賛発売中です。

是非一度おためしあれ。
また、お総菜コーナーには島寿司も置いてあるので、不幸にして島寿司を食するチャンスに巡り会えそうにない場合はこちらで購入の上パクつくのも良いでしょう。
さて水分と食糧の補給が出来たところで乙千代ヶ浜です。
今日は天気も良いし、外洋で泳ぐわけではないので多少波が強かろうが大丈夫だと思いますが、さて、海の様子はどうかな?

ざっぱーーーーーーーーーん!!
工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工
いや、あの...
ええい、しょうがない、行くか!

今まで聞いたことのない怒濤のような波の音に、お嬢さんはすっかりビビリ気味。

水に入ってもずっとこんな感じ。

始終ずっと泣きっぱなしだったので、早々に上がることにしました(笑)
海(?)デビューがこんなんだと、トラウマになってしまわないかちょっと不安。

なお、ここの小池にも魚は居るので、ゴーグルなどのシュノーケルセットを持っていればソコソコ楽しめると思います。
さて、なんとか無理矢理ながらも目的は達成できましたが、ちょっとした問題が。
本日は最終日。
そして、ホテルは既にチェックアウト済み。
つまり、タオルや水着などを乾かす為の場所が無い。
身体が潮くさいのは、その辺の温泉にでも行ってひとっ風呂浴びてくれば全く問題ない(八丈島は温泉の名所でもあり、そこら中に温泉がある)ものの、水着やタオルやサンダル類は、できれば乾かした上でしまって帰りたい。
帰りの飛行機は八丈島発の最終便、17時発。
レンタカーのレンタル期限は16時まで。
そして今は13時。
で、どうするか。

干したさ。
ここはどこかというと、

八丈島空港の駐車場。
ここで出発までの間、マッタリしつつ洗濯物を干そうという魂胆です。
なんて生活感溢れる風景でしょう。

駐車場の隅には、やっちゃいけないことリストが記されている看板が。
洗濯物を干すなとは書いてない。OK!(いやいや待て待て)
傍目にはかなり間抜けな光景でしたが、飛行機の離発着の時間以外はほとんど人通りも無いのでそれほど恥ずかしくもない。
また、洗濯物が乾くのを待っている間、その辺を散歩してみたり、空港の売店でお土産を買ったりと、ゆっくり出来たのでまあいいかな。
さて、そんな事をしている間にレンタカーの返却時間が近付いて参りました。
洗濯物を取り込み、荷造りをしたら、貨物室行きの荷物を空港の出発カウンターに預け、レンタカーの返却です。
その前に、レンタカーと言えば満タン返し。
島に唯一、セルフの給油所があったのでそこで入れてみました。
するとそこには驚愕の数字が。

高ぇぇぇぇぇぇ!!(゚Д゚)
割安なセルフ給油所でこれ。
一般的なガソリンスタンドでは170円台超えも珍しくありません。
これぞ島価格。
レンタカーをお借りの方、あるいは、燃費悪い車で島に向かう方は、くれぐれもご留意あれ..
さて車を返却したら再び空港へ戻り、出発までの時間をゆっくりと過ごしましょう。
お勧めは、送迎デッキでの飛行場見学です。
タイミングが合えば、飛行機の離発着を間近で見ることが出来ます。
なお、八丈島空港のカンパニー波はANAの129.85MHz、八丈RDOは118.7MHzです。←分かる人だけ分かれば良し

ここの景観でお勧めなのは、離陸前のこのシーン。
短い滑走路の端から端まで使って離陸するため、一旦滑走路の端まで行き、転回して離陸体制に移ります。
その転回時がお勧めのシーン。
なんといっても飛行場は高台にある上にバックは海と空。
夕暮れ時は、夕日を受け光る機体。
これはとても絵になる!晴れていれば。
送迎デッキは広いので、あちこち動き回ればもっと良い絵が撮れるでしょう。
今回はそこまで頭が回らなかったのでポジショニング失敗。手前に森だの柱だのいろんな物が写り込んでしまった..
300mmクラスの望遠レンズがあれば、より迫力ある写真を撮ることができると思います。
(今回は望遠系の機材は持ってきてなかったので、上の写真はDVカメラのキャプチャ画像です)
そしていよいよ出発の時。
帰りの飛行機に乗り込むそのデッキから見た八丈島の空は、最後の最後になって、ようやく私たちに笑顔を見せてくれました。

水平線に沿って這うように沸き上がる雲。
そして青い空。
惜しむらくは、
毎日がこんな空だったならば。
2006年版ビーチリゾート、これにて終了です。
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